何とかもぎ取った勝ち点1
45+2分にコーナーキックのこぼれ球をマルシーニョに蹴り込まれ同点とされるも、45+6分に浦和にチャンスが訪れる。
髙橋が右サイドでロングボールを受けると逆サイドに展開。長沼がグラウンダーのクロスを入れると、ニアに走り込んできた髙橋の右足にはミートせず相手キーパーがキャッチ。可能性があっただけに残念なシーンでもあった。
1-1のまま後半を迎え、次の1点が生まれず一進一退の攻防が続く。そして、86分に川崎の流れるような見事な崩しから瀬川祐輔にゴールネットを揺らされるも、アディショナルタイムに大久保智明が同点ゴールを決め切り、2-2の引き分けに持ち込み、浦和がラストプレーで勝ち点1をもぎ取るという結末だった。
敗戦の雰囲気も漂うなか、それでも最後まで諦めない姿勢があったからこその同点弾。タイトな連戦の中で、この勝ち点1は大きな意味を持つだろう。
昨シーズン、当時J2の横浜FCに期限付きで移籍をし、主軸としてプレーしてチームのJ1昇格に貢献した経験があるからこそ、髙橋は次のように言う。