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明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、中盤を本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。(選定・文:河治良幸)
5位:乾貴士(いぬい・たかし)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年6月2日
所属クラブ:清水エスパルス
能力値:80(攻撃力90、テクニック95、スピード80、パワー65、守備力70)
スペシャリティ(特殊能力):個人の打開
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背番号は33番だが、いわゆる“10番”の役割が、Jリーグで最も似合うタレントの1人であることは間違いない。変幻自在のボールタッチと豊富なアイデアを駆使して、バイタルエリアでボールを持って前を向けば、必ずと言っていいほど何かを起こすことができる。
技術的なミスが非常に少ないため、乾貴士にボールが入れば周りの選手たちも信頼して動き出せることも存在価値を高めている。動き出しに優れる北川航也との縦のホットラインはもちろん、松崎快やカピシャーバのような縦に勝負するサイドアタッカーが仕掛けるための起点としても機能する。
距離の長いキックも正確で、セットプレーは狙ったターゲットをほぼ外さない。守備は基本的にハードワークより、ポジショニングで危険なところを抑えるスタンスで、相手のミスパスを誘うプレスはファンタスティックな攻撃とはまた違った職人技と言える。
ベテランではあるが、パフォーマンスは90分トータルで安定している。ただ、やはり過密日程での連闘は難しく、秋葉忠宏監督もそれを理解して、乾がいない試合での“プランB”を模索しているが、いるときの存在感がありすぎるだけに、なかなか難しい課題ではある。
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