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Jリーグ 2週間前

このままだと失敗補強に…。Jリーグ、今季のガッカリ新戦力5人。このままでは終われない男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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明治安田J1リーグの2025シーズンは中盤戦に突入し、まもなく折り返しを迎えようとしている。各クラブによる熾烈な戦いのなか、補強がハマって躍進を遂げた例がある一方で、獲得した選手が期待通りの結果を出せず、苦しんでいるチームも存在する。今回は、今季J1クラブに加入した新戦力のうち、本来の輝きを見せられていない選手を紹介する。

※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は5月28日時点。

DF:トーマス・デン

トーマス・デン
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年3月20日(28歳)
所属クラブ:横浜F・マリノス
今季リーグ戦成績:9試合0ゴール0アシスト

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 今季のJ1序盤戦では、長くリーグに在籍してきた名門クラブの不振が注目を集めた。なかでも「オリジナル10」の一角である横浜F・マリノスは、第9節から最下位に沈んでいる。

 そんな低迷するマリノスで、新加入のDFトーマス・デンは期待に応えるパフォーマンスを見せることができていない。

 現在28歳のデンは、昨季までアルビレックス新潟でプレー。同クラブでは在籍3シーズンで公式戦70試合に出場したが、昨季限りで契約満了に。今オフにマリノスの一員となり、主力が複数退団したディフェンスラインの新たな要として期待されていた。

 しかし、デンは1月末の左足関節靱帯損傷によって、リーグ開幕から戦列離脱を余儀なくされると、復帰後は不安定なパフォーマンスが続いている。

 ここまでリーグ戦9試合に出場しているが、集中力を欠いたプレーが散見され、マークを外して相手選手に自由を与えてしまうことも少なくない。自身が出場した試合ではクリーンシートが無く、失点の原因となることも多いことから、批判にさらされることもしばしばだ。

 ただ、先日行われた第18節の鹿島アントラーズ戦では気迫を感じるプレーを披露。前半途中に3点ビハインドとなった鹿島が猛攻をかけるが、デンは相手のクロスやシュートを寸前のクリアで何度も弾き返し続けた。

 最終的にマリノスは首位相手に3-1の快勝をおさめ、デンはその立役者となっている。元オーストラリア代表DFには、このパフォーマンスを維持することが求められるだろう。

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