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Jリーグ 2週間前

このままだと失敗補強に…。Jリーグ、今季のガッカリ新戦力5人。このままでは終われない男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アフメド・アフメドフ

アフメド・アフメドフ
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年3月4日(30歳)
所属クラブ:清水エスパルス
今季リーグ戦成績:9試合0ゴール0アシスト

 ブルガリアリーグを席巻した男は、Jリーグで不発が続いている。

 現在30歳のアフメド・アフメドフは、今年1月に清水エスパルスに完全移籍を果たした。長く母国のブルガリアでプレーしていた同選手にとって、完全移籍契約ではこれが初めての海外挑戦である。

 2024/25シーズンはスパルタク・ヴァルナでリーグ戦19試合に出場し16ゴールと大暴れ。その実力がJ1でどこまで通用するのかは未知数であったが、実績は十分だった。過去にはUEFAヨーロッパリーグ(EL)やUEFAカンファレンスリーグ(ECL)に出場した経験があり、ブルガリア代表としてUEFAネイションズリーグも戦っている。

 現役の代表級ストライカーという肩書きは、昨季得点力不足に悩まされた清水の救世主として大いに期待できるものだった。しかし、アフメドフはいまのところ、いささか期待外れ感が否めないパフォーマンスとなっている。

 新天地の清水で、同選手はここまで公式戦11試合に出場。YBCルヴァンカップのジュビロ磐田戦では加入後初ゴールをマークした。だが、公式戦の総出場時間は398分と、秋葉忠宏監督のファーストチョイスになることは叶っていない。

 リーグ得点ランキング2位タイの8得点を記録しているFW北川航也と比較すると、ライン間の駆け引きの技術や守備強度といった部分で劣っているように映る。いかにエースとアフメドフを共存させられるかが、清水にとって今後の課題になるだろう。

 なお、アフメドフは直近のリーグ戦3試合を全て欠場中。その状態が不安視されている。

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