最後まで1点が遠く…
その意図について「ルーカス(・フェルナンデス)が好調で、本日のベストプレーヤーだったと思います。左ウイングがかなり低い位置まで戻って守備をしなければいけない流れになっていた」ことから、そこを渡邊に任せ、サヴィオをより前に置くことで流れを引き寄せにかかる。
プラスアルファとして松尾が裏抜けすることでチャンスを作り押し込んでいくと45分には、そのサヴィオに好機が訪れ、ボレーシュートで狙ったが福井の正面となった。
0-0でハーフタイムを迎えると、52分、浦和にビッグチャンスがやってくる。サヴィオのクロスにゴール前に潜り込んでいた石原広教がヘディングで狙うも、再び福井に防がれた。
勝ち点3を目指し、お互いが交代カードを切るなか、セレッソの勢いは止まらず浦和は75分、78分、二度ポストに助けられる。浦和も82分に代わって入った関根のクロスに、大久保智明が飛び込んだがシュートはクロスバーを叩いた。
試合終盤はセレッソのクロス攻撃にさらされるも、必死に跳ね返し続け、最後まで体を張ってゴールを死守しタイムアップ。最後まで1点が遠かった。