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Jリーグ 6か月前

雨の時期はしんどい…。Jリーグ、めちゃくちゃ濡れるスタジアム5選。雨具が必須なのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

湘南ベルマーレ

湘南ベルマーレの本拠地・レモンガススタジアム平塚
【写真:Getty Images】

本拠地:レモンガススタジアム平塚
収容人数:1万5,380人

 湘南ベルマーレの本拠地「レモンガススタジアム平塚」は陸上トラックを備えた多目的スタジアムで、ピッチと観客席の距離は遠く、屋根もメインスタンドのごく一部に限られる。そのため雨天時の観戦は厳しく、メインSS指定席でもほぼ確実に濡れることになる。梅雨時の観戦にはレインウェアが必須だ。

 気象庁によると、平塚の6月の平年降水量は171.9mm。全国平均(167.3mm)をわずかに上回る。他の地域同様、梅雨時はより一層の対策が必要だ。

 クラブにとっても雨は厄介な条件だ。J1で戦った2018〜2024年の雨天試合は計41試合で、8勝13分20敗。1試合平均の勝ち点は約0.90と、同期間の通算平均(約0.96)をわずかに下回っている。今シーズンもここまで雨天4試合で1分け3敗と白星がなく、濡れたピッチで本来のパフォーマンスを発揮するのは容易ではない。

 とはいえ、スタジアムには常に多くの観客が詰めかける。2024シーズンの平均観客数は1万1,315人で、2025シーズンもここまで1万人を超える動員を記録。1万5,380人収容のスタジアムは、コンスタントに多くの観客で賑わっており、多少の悪天候にもひるまない、地域に根ざしたサポーターの存在が力強い。

 現在リーグ16位と厳しい位置にいる湘南にとって、梅雨の時期をどう乗り切るかは残留争いのカギとなる。悪天候でも足を運ぶファンの声援に応えるためにも、雨の中でこそ勝ち点を積み上げたい。

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