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Jリーグ 6か月前

雨の時期はしんどい…。Jリーグ、めちゃくちゃ濡れるスタジアム5選。雨具が必須なのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

柏レイソル

柏レイソル
【写真:Getty Images】

本拠地:三協フロンテア柏スタジアム
収容人数:1万5,109人

 柏レイソルの本拠地「三協フロンテア柏スタジアム」は、メインスタンドの一部が屋根で覆われている。だが、クラブ公式サイトに「13〜14列目以降にのみ屋根が設置されており、風向きによってはその範囲でも雨が吹き込むことがある」と記載されているとおり、実質的に完全な雨除け席はなく、雨天時の観戦には十分な対策が必要だ。

 気象庁によると、柏市周辺の6月の平年降水量は178.6mmで、全国平均(167.3mm)をやや上回る。梅雨時の降水確率も高く、雨具の持参は欠かせない。

 雨天時の成績を見ると、2024シーズンは9試合で4勝2分け3敗と、1試合平均1.56の勝ち点を獲得。シーズントータルの1試合平均(1.08)を大きく上回り、残留争いを支える結果となった。

 だが、2023シーズンは4試合で勝ちなし(平均0.25)と不振の要因にもなった。今シーズンは8試合で平均1.13と、安定感はないが、悪天候下でも一定の力を見せている。

 スタジアム規模はJ1最小クラスだが、2024年の平均観客数は12,070人で、収容率は79.9%とリーグ4位を記録。これは天候に左右されず、熱心に足を運ぶファンの多さを物語っている。

 雨の日には、公式グッズの「オリジナルレインポンチョ」で黄色に染まるスタンドが名物となり、曇天の空に鮮やかな彩りを添える。その一体感と熱気は、選手との距離が近い日立台だからこそ味わえるものと言えるかもしれない。

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