フットボールチャンネル

Jリーグ 6か月前

雨の時期はしんどい…。Jリーグ、めちゃくちゃ濡れるスタジアム5選。雨具が必須なのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

清水エスパルス


【写真:Getty Images】

本拠地:IAIスタジアム日本平
収容人数:1万9,594人

 静岡市清水区に位置する清水エスパルスの本拠地「IAIスタジアム日本平(アイスタ)」は、メイン・バックスタンドの一部に屋根があり、ゴール裏も1階席は2階席が屋根となる形で雨をしのげる。それでも、全体としては屋根のカバー率が低く、多くの観客が天候の影響を受ける。

 気象庁の平年値によれば、清水区の6月の降水量は264.7mmと全国平均(167.3mm)を大幅に上回っており、梅雨の影響が色濃い地域といえる。クラブ公式ショップでは、スタジアム観戦用のオレンジ色レインポンチョに加え、街中でも使える黒のレインジャケットも販売中。観戦環境の厳しさを逆手に取ったアイテムが人気を集めているようだ。

 雨天時のピッチ上での戦いには明暗がある。2025シーズンはここまで4試合で0勝1分3敗と苦戦中で、平均勝ち点は0.25。J2で過ごした2024シーズンは雨天7試合で6勝1分けと無敗、1試合平均2.71と抜群の強さを誇った。2023シーズンも4勝1分けと、雨天時の強さが際立っていた。

 現在の清水は、7勝4分け8敗でJ1の9位につけている。中位グループにとどまる中、本来の雨天時の強さを取り戻せれば上位進出も見えてくるだけに、ここから訪れる梅雨の時期をどう乗り切るかは、上位浮上への重要なカギとなる。悪天候も味方につけ、シーズン後半へ弾みをつけたいところだ。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!