YBCルヴァンカップ 最新ニュース
2025JリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフラウンド第2戦が8日に各地で行われ、ジュビロ磐田は湘南ベルマーレに1-0で勝利するも、2戦合計スコアで1-2となり、敗退となった。得点を決めた上原力也は、J1相手に健闘したチームの出来に手応えを掴んだ。後半戦の巻き返しに向け、自信をのぞかせている。(取材・文:河治良幸)
ルヴァン杯敗退も「パーフェクトなゲームだった」

【写真:Getty Images】
2025JリーグYBCルヴァンカップ(ルヴァン杯)・プレーオフラウンド、ジュビロ磐田と湘南ベルマーレの第2戦がヤマハスタジアムで行われ、磐田は上原力也の直接フリーキック(FK)で1-0と勝利したが、第1戦とのトータルスコアが1-2となり、プライムステージに勝ち上がることはできなかった。
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見事なFKを決めた上原は「最後、1つのゴールが足りなかっただけで、パーフェクトなゲームだったと思います。シナリオと言っていいか分からないですけど、いいゲームでしたし、雰囲気も追いつけるような雰囲気だった。ただ1つこじ開けるゴールが足りなかった」と振り返る。
J2リーグを戦う磐田は、アウェイのFC大阪戦に2-1と競り勝ち、そこから清水エスパルス、ガンバ大阪を同じ2-1のスコアで下して、プレーオフラウンドに勝ち上がってきた。
しかし、アウェイで行われた湘南との第1戦は3バックがうまくハマらず、前半で2-0のリードを奪われると、4バックにチェンジして反撃を試みたところで、湘南のカウンターに対応したセンターバックの上夷克典が、ファウルによる決定機阻止により一発退場してしまう。
10人になった磐田は湘南の攻勢に耐えながら、なんとかチャンスを作ろうとしたが、致命傷となる3点目を失わないことで精一杯だった。
ジョン・ハッチンソン監督は「後半は1人少ない中でも、一人ひとりがプレーしようとして、チームとしての狙いや意図は良かった。0-2でリードされている状況ではありますが、これをしっかりと修正してヤマハで逆転できるようにしたい」と前向きに語っていた。