フットボールチャンネル

Jリーグ 1週間前

きっとすぐに移籍する…。Jリーグ、海外クラブに推薦したい5人。国内での活躍が印象的なのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ 最新ニュース

 Jリーグでは未来ある多くの若手が活躍しているが、近年はそうした選手たちの欧州移籍が当たり前になっている。サポーターとしても、移籍市場の動きは気になるところだろう。では、いま最も海外移籍に近いのは誰なのか。5人をピックアップして紹介する。※成績は13日時点

DF:高井幸大(たかい・こうた)

日本代表 高井幸大
【写真:Getty Images】

生年月日:2004年9月4日
所属クラブ:川崎フロンターレ
2025リーグ戦成績:17試合2ゴール0アシスト

JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]

 プロデビューから3年。その間急成長を遂げた高井幸大にとって、海外クラブ移籍はほんの通過点に過ぎないだろう。

 2023年、川崎フロンターレのユースからトップチームへと昇格した高井は、同年4月に行われた名古屋グランパス戦でJ1デビューを果たす。当時の川崎は、怪我や移籍などによって主力センターバックが相次いで離脱していたこともあり、高井に出番が回ってきたのだ。

 思わぬ形で出場機会を得た18歳の同選手だが、デビュー当初からその非凡な才能を発揮し、最終的にはリーグ戦14試合に出場。192cmの長躯と、その大柄な体に見合わないパス精度とボールコントロールを武器に、プロ1年目とは思えないほどの落ち着きを見せ、すぐにチーム期待の星となった。

 2年目の昨季は、高井にとって飛躍のシーズンに。川崎では完全にレギュラーに定着し、パリオリンピック(五輪)に臨むサッカーU-23日本代表にも選出された。さらに、五輪後の9月には日本A代表初招集、そして初出場を果たし、日本のトッププロスペクトへと変貌を遂げたのである。

 そのプロスペクトぶりは数字にも表れており、データサイト『transfermarkt』では、Jリーグにおける日本人DFトップとなる250万ユーロ(約4億円)の市場価値を叩き出している。これはJリーグ全体で見ても3番目に高い数値であり、高井が国内で傑出した存在であることが分かるだろう。 

 そんな高井は昨冬から移籍の噂が絶えない。プレミアリーグやセリエAのクラブから関心が寄せられているという海外メディアの情報もある。最終的に彼がどのクラブへの移籍を決断するのか。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!