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Jリーグ 6か月前

「あの位置に…」小屋松知哉には手応えがあった。柏レイソルは天皇杯敗退から立ち上がる「充実している分、もっと…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

「再認識したと思います」柏レイソルは「充実している分、もっと追求したい」

「大学生を相手に天皇杯を落としてしまったことはチームとしてダメージは大きく、リーグ戦がスタートして踏ん張って勝てたことはチームとして成長していることだと思います」と述べ、さらに「監督も選手たちも天皇杯の悔しさはありました。リーグ戦に出てないメンバーでしたが、その選手たちの借りを返すと言うか、リーグ戦に勝ち切って、チーム力を全員で上げていくことを再認識したと思います」と続けた。

 柏の右WBとして存分に持ち味を体現する背番号14だが「ポゼッションサッカーは僕が得意としているところでもあるし、強みとする1対1の部分や周りの選手との流動性をチームとして表現できています」。彼自身の強みがチームとしての武器となっている。小屋松の躍動とチームの完成度が高まれば、さらに勝点を伸ばしていけるはずだ。

 そして「数字をもう少し積み上げていかないと色々な意味でチームのタイトルや個人的な成長が限られたものになる。充実している分、結果をもっと追求したいと思っています」とゴールへの意欲を貪欲に見せている。

 背番号14の活躍がさらにチームを加速させていくはず。今後に向けても期待を抱かずにはいられない。

(取材・文:石田達也)

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【了】

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