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コラム 6か月前

「自分の特徴というのは…」浦和レッズ、金子拓郎が欧州で培った経験。「そういう姿勢を出さないと」【現地取材コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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 FIFAクラブワールドカップ2025(CWC)グループE第1節、リーベル・プレート(アルゼンチン)対浦和レッズの試合が現地時間17日に行われ、浦和は1-3で敗れた。反撃の狼煙となるPKを獲得した金子拓郎は、自身の特徴であるドリブルでの仕掛けを「もっと出さないといけない」と振り返っている。(取材・文:元川悦子)

試合の入りは悪くなかった浦和レッズ


【写真:Getty Images】

 23-24シーズン・AFCチャンピオンズリーグ(ACL)王者として、FIFAクラブワールドカップ2025(CWC)に参戦している浦和レッズ。クラブW杯は今回から32チームが参加し、約1カ月かけてグループリーグ・決勝トーナメントを経て頂点を目指す形式にリニューアルされた。

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 これまでのように勢いでトーナメントを勝ち上がれる状況ではなくなっただけに、彼らとしてはまずグループ突破を念頭に置いて賢く戦わなければいけない。ゆえに、6月17日(日本時間18日)の初戦・リーベルプレート戦では確実に勝ち点を確保する必要があった。

 マチェイ・スコルジャ監督が送り出したスタメンは今季Jリーグで重用している面々。2列目は予想通り、金子拓郎、マテウス・サヴィオ、渡邊凌磨のトリオだった。試合の流れで1トップ・松尾佑介が左サイドに流れ、サヴィオと渡邊が2トップ気味に位置する状況も少なくなかったが、4人のアタッカー陣がいかにして得点チャンスに関与できるか。そこが大一番の重要ポイントになるのは間違いなかった。

 少なくとも前半は無失点で乗り切りたかった浦和。開始早々から松尾が縦への推進力を見せつけるなど、入り自体は悪くない印象だった。

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