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スタジアムの持つパワーは単一の尺度で測れるものではないが、複数の指標から見えてくるものがある。今回はJ1、J2、J3の全60クラブを対象に、収容人数、アクセス、座席の多様さ、チケット価格(大人・一般のみ)、所在地人口の5つの指標を抽出して数値を組み合わせてランキング形式にした。果たして、最も“力のある”Jクラブのスタジアムはどこなのだろうか。※見出しの括弧内の数字は、各項目の1位(最高位)を60ポイント、60位(最下位)を1ポイントとして降順で計算した合計値。
15位:NACK5スタジアム大宮(191)
使用クラブ:RB大宮アルディージャ
収容人数:1万5,491人(36位)
最寄り駅からの距離:1.0km(15位)
座席種類数:13(24位タイ)
最安チケット価格:2,300円(32位タイ)
所在地人口:135万1,872人(8位タイ)
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RB大宮アルディージャの本拠地「NACK5スタジアム大宮(NACK)」は、高い利便性を誇る環境を持ち、スタジアムパワーランキング15位にランクインした。
埼玉県さいたま市に位置するこのスタジアムは、Jリーグでも屈指のアクセスの良さと都市人口の多さを誇る。所在地人口は135万人超(全体8位タイ)で、多くの観客を呼び込むポテンシャルがある。
最寄り駅は東武野田線(アーバンパークライン)の「北大宮駅」または「大宮公園駅」で、徒歩約1.0km(Jリーグ全体で15位)。さらに、埼玉の交通の要である「大宮駅」からも徒歩20分程度と、利便性は非常に高い。同じさいたま市を拠点とする浦和レッズよりも公共交通機関でのアクセスに優れており、近隣以外からの来場者にも対応しやすい立地だ。
収容人数は1万5,491人とやや小規模ながら、1960年に誕生した日本初のサッカー専用スタジアムとして知られ、ピッチに近い構造が大きな魅力となっている。座席種類は「13」と平均的で、観戦スタイルの基本的なニーズは十分に満たしている。
昨年、オーストリアのエナジードリンクメーカー・レッドブルに買収され、2024年からRB大宮アルディージャとして新たなスタートを切った。世界的企業がこの地に着目した背景には、NACK5スタジアム大宮が持つポテンシャルの高さもあったに違いない。
