13位:デンカビッグスワンスタジアム(201)
使用クラブ:アルビレックス新潟
収容人数:4万1,684人(6位)
最寄り駅からの距離:4.3km(48位タイ)
座席種類数:24(4位タイ)
最安チケット価格:2,300円(32位タイ)
所在地人口:76万3,369人(14位)
アルビレックス新潟の本拠地「デンカビッグスワンスタジアム(デンカS)」は、日本有数の大規模スタジアムとして知られ、そのスケール感でスタジアムパワーランキング13位にランクインした。
新潟市中心部から南側に位置するデンカSは、2002年のFIFAワールドカップ(W杯)日韓大会でも使用された国際仕様の巨大スタジアムで、収容人数は4万1,684人とJリーグでも6位の規模を誇る。
一方で、最寄りの新潟駅からスタジアムまでは約4.3kmとやや遠く、アクセス面はJリーグ全体でも48位と下位に沈む。ただし、シャトルバスや臨時便の運行などによって、試合日には一定の輸送力が確保されており、通い慣れた地元ファンにとっては十分に許容範囲なようだ。
座席種類は「24」とバリエーション豊かで、Jリーグ全体でも4位の多さを誇る。ファミリーシートなど、多様なニーズに応える柔軟な設計が施されており、幅広い層に快適な観戦環境を提供している。
チケット価格は2,300円と比較的手ごろで、価格に対する体験価値の高さは地方クラブならではの強みと言える。クラブの集客力は安定しており、2025シーズンも平均入場者数2万人超を維持している。
新潟市は人口約76万人と、地方都市としては大規模。J2時代から全国屈指の動員を記録してきた背景には、スタジアムの魅力とクラブの地元密着の努力がある。
ピッチからやや距離がある構造で臨場感には課題もあるが、総合力では間違いなくJ屈指。デンカSは、新潟におけるサッカー文化の象徴と言える存在だ。
