11位：Uvenceとどろきスタジアム by Fujitsu（209）

使用クラブ：川崎フロンターレ
収容人数：2万6,827人（14位）
最寄り駅からの距離：1.2km（17位タイ）
座席種類数：24（4位タイ）
最安チケット価格：3,200円（56位タイ）
所在地人口：155万3,920人（6位）

　川崎フロンターレの本拠地「Uvenceとどろきスタジアム by Fujitsu（U等々力）」は、都市の集客力と多機能性を備えたスタジアムで、スタジアムパワーランキングでは11位にランクインした。

　所在地である川崎市は、人口155万人超を誇り、東京と横浜の中間に位置する好立地。東急線・JR・小田急線など鉄道網も充実しており、首都圏クラブとして極めて高い集客ポテンシャルを持つ。

　最寄り駅は新丸子駅または武蔵小杉駅で、いずれもスタジアムまで約1.2km。Jリーグ全体で16位の近さで、アクセスも良好だ。周辺には飲食店やカフェが多く、試合前後の時間も楽しめる。

　U等々力の収容人数は2万6,827人で、Jリーグ全体の14位。観戦体験の面では、座席種類が「24」と豊富で、これはリーグ全体でも4位に入る数字。ファミリー層から熱心なサポーターまで、多様な観客ニーズに対応する仕様となっている。

　一方で、自由席の最安値は3,200円とJリーグ全体で56位の高額帯。クラブの人気とブランド力を反映した価格ともいえるが、初観戦層にはややハードルが高い。とはいえ、2025シーズンの1試合平均観客数は2万1,571人と高水準を維持しており、価格としては一定の妥当性がある。

　U等々力は2029年度までに球技専用スタジアムへと改修が予定されており、収容人数も約3万5,000人へと拡張される見込みだ。今後、川崎フロンターレのスタジアムパワーはさらに高まっていくだろう。

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