17位:豊田スタジアム(180)
使用クラブ:名古屋グランパス
収容人数:4万2,753人(5位)
最寄り駅からの距離:1.3km(20位タイ)
座席種類数:13(24位タイ)
最安チケット価格:2,800円(48位タイ)
所在地人口:41万5,138人(28位)
名古屋グランパスの本拠地「豊田スタジアム」は、Jリーグ有数の巨大スタジアムとして知られ、スタジアムパワーランキングでは16位タイにランクインした。
所在地は愛知県豊田市。トヨタ自動車の企業城下町として発展したこの街は、人口約41万人と中規模ながら、地元密着型クラブとしての土壌がしっかりと築かれている。
スタジアムの収容人数は4万2,753人で、Jリーグ全体で5位。2002年のFIFAワールドカップ(W杯)に向けて建設された国際規格の球技専用スタジアムであり、ピッチとの距離が近く、臨場感を味わえる構造が大きな魅力となっている。
アクセス面では、最寄りの名古屋鉄道「豊田市駅」から約1.3km(全体20位)と及第点といえる立地。愛知環状鉄道線「新豊田駅」からも徒歩圏内で、試合日には多くの観客が駅からスタジアムまで足を運ぶ。また特定試合では、「新豊田駅」から2つ離れた「三河豊田駅」近くのトヨタ本社工場駐車場を無料開放し、「パーク&トレイン」という施策を行っている。
座席種類は「13」と平均的だが、メインスタンド1階中央のロイヤルシートや最大傾斜38度から見下ろす4階指定席など、様々な観戦スタイルに対応している。
最安チケットは2,800円で、やや高めの部類に入る(全体48位)が観客動員は安定しており、2025シーズンはここまで1試合平均2万9,173人でリーグ3位と高い集客力を誇る。
名古屋駅から豊田市駅までは電車で1時間弱を要するため、県外の観戦者にとってはややハードルが高く、特に平日開催時の動員には課題もある。それでも、豊田スタジアムが日本屈指のスタジアムであることに疑いの余地はない。
