16位:味の素スタジアム(187)
使用クラブ:東京ヴェルディ
収容人数:4万7,851人(3位タイ)
最寄り駅からの距離:0.5km(5位タイ)
座席種類数:19(10位タイ)
最安チケット価格:3,300円(58位タイ)
所在地人口:23万9,726人(42位タイ)
東京ヴェルディの本拠地「味の素スタジアム(味スタ)」は、首都圏の利便性とスケール感を兼ね備え、スタジアムパワーランキング15位にランクインした。
味スタは東京都調布市に位置し、収容人数は4万7,851人でJリーグ全体3位の規模。サッカー日本代表戦でも使用される多目的スタジアムで、その存在感は抜群だ。
調布市の人口は約24万人と比較的小規模だが、東京23区からのアクセスが良好なため、広域からの集客が可能だ。実際、多方面からサポーターが足を運んでおり、市内にとどまらない支持を得ている。
最寄りの飛田給駅からはわずか徒歩0.5km。電車移動が中心となる都内において、Jリーグ全体でも5位の“駅近”は集客面で重要だ。京王線を利用すれば新宿から20分強で到着できる利便性を誇る。
座席種類は「19」と比較的多め。ペアシートなどを設置することで、同じ味スタを本拠地とするFC東京を上回るパワーランキングとなった。
最安チケット価格は3,300円と全体58位に位置する高価格帯。2024シーズンのJ1復帰以降、1試合あたり2万人超の観客を集めているが、スタジアムのキャパシティから見ると半分未満の水準であり、価格設定には改善の余地も感じられる。ただし、首都圏立地の利便性や施設の充実度を踏まえれば、相応の価値を見出す観客も多いだろう。
歴史あるクラブと巨大スタジアムの組み合わせが今後さらに機能すれば、スタジアムパワーの上積みも十分に期待できる。
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