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Jリーグ“最強”スタジアムは? パワーランキング26〜30位。立地・人口・アクセスなど各指標から順位化

シリーズ:スタジアムパワーランキング text by 編集部 photo by Getty Images

29位:サンガスタジアム by KYOCERA(160)

京都
【写真:Getty Images】

使用クラブ:京都サンガF.C.
収容人数:2万1,623人(19位)
最寄り駅からの距離:0.4km(4位)
座席種類数:16(19位タイ)
最安チケット価格:2,800円(47位タイ)
所在地人口:8万6,036人(55位)

 京都サンガF.C.の本拠地「サンガスタジアム by KYOCERA(サンガS)」は、優れた立地条件と快適な観戦環境を備えたスタジアムで、パワーランキングでは29位にランクインした。

 サンガSの最大の特徴は、優れたアクセス。最寄りのJR亀岡駅からわずか0.4kmという近さで、Jリーグ全体でも4位の好位置。遠方からの来場者にとっても非常に利便性が高い。

 収容人数は2万1,623人(全体19位)と中規模ながら、全席に屋根が設けられ、ピッチとの距離も近い。座席種類は「16」(全体19位タイ)と平均的だが、視認性の高い設計が施されており、快適な観戦体験が好評だ。

 チケットの最安価格は2,800円(全体47位タイ)とやや高めだが、施設の充実度や周辺整備を考慮すれば妥当な設定といえる。

 一方、所在地人口はスタジアムパワーランキングを下げる要因になった。京都府亀岡市の人口は8万6,036人(全体55位)と下位に位置する。ただし、京都市中心部へは電車で約20分、大阪市へも1時間弱で到達可能。広域的な集客ポテンシャルは高い。

 2024シーズンのガンバ大阪戦では2万人超を記録し、昨シーズンは成績不振ながら平均1万3,535人を動員。今シーズンは上位争いのなかで、平均1万3,727人を動員しており、地域に根差した固定層の支持がスタジアムを支えている。

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