浦和レッズ 最新ニュース
FIFAクラブワールドカップ2025(CWC)グループE第3節、浦和レッズ対モンテレイ(メキシコ)の試合が現地時間25日に行われ、浦和は0-4で敗れた。マリウス・ホイブラーテンの言葉からは、守備の緩さへの反省と、敗戦を成長に変えようとする強い意志がにじむ。浦和はこの経験をどう繋げていくのか。(取材・文:河治良幸)
「最初からしっかりと正しいポジションを取ってれば…」

【写真:Getty Images】
「このような相手、個の力がある相手だと、やはり制裁を食らいますね。シュートの威力も違いますし。ただし、最初からしっかりと正しいポジションを取ってれば、もしかしたらこれが起きなかったかもしれません」
JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
浦和レッズのディフェンスリーダーであるマリウス・ホイブラーテンは遠目からの無回転シュートを決められる形だった、モンテレイの1点目と3点目について、厳しい表情で振り返った。
アルゼンチンのリーベルプレート、イタリアのインテル・ミラノ、そしてメキシコのモンテレイと戦ってきて、トータルの内容面だけで言えば、もっとも浦和もチャンスも多く、相手にもチャンスを作らせなかったゲームと言える。
スコア以外のスタッツを見ても、無得点で敗れた浦和と4得点を記録したモンテレイに、前の2試合ほどの差はない。
だからこそ、その中で4つのゴールを積み上げたモンテレイと、チャンスを決められなかった浦和の差というのが、如実に出てしまった試合だ。しかも、そのうち2つが遠目からのシュートで、2点目も形としては崩されていない状況で、ワイドな角度から決められてしまった。
コロンビア出身の左利きボランチであるネルソン・デオッサに、30メートルはあるかという距離から決められた30分のシーンは確かにスーパーゴールだったが、モンテレイのボール回しに対して、浦和のプレッシャーが甘くなっており、ローブロックを組んでいると言ってもボールホルダーに対するチェックが甘くなっていた。
中盤でフィデル・アンブリスからボールを受けたデオッサの動きに、簡単に外されて前を向かせてしまったマテウス・サヴィオもそうだが、そこから厳しく寄せにいかないで、シュートを見送る形になった渡邊凌磨も甘かったと言わざるを得ない。