17位:ロアッソ熊本
本拠地:えがお健康スタジアム
収容可能人数:3万275人
2024シーズン1試合平均:6,177人
2025シーズン1試合平均:5,759人
前年比:-6.8%
ロアッソ熊本は、2025シーズンの1試合平均観客数が5,759人で、前年比で6.8%の減少となっている。
チーム成績は第22節終了時点で17位と低迷しているが、2024シーズンも最終順位は12位。長く下位に沈んでいた期間があったことを踏まえると、昨シーズンとの成績差はさほど大きくない。
それでも観客数に差が出た背景には、「大入り試合」の少なさがある。今シーズンの最多動員は、第12節・ジェフユナイテッド千葉戦の9,834人で、ここまで1万人を超えた試合はない。
一方、昨シーズンは「Hirataサンクスマッチ」として開催された徳島ヴォルティス戦で1万5,502人、鹿児島ユナイテッドFCとの九州ダービーで1万1,532人を動員し、数字を大きく押し上げていた。
とはいえ、現時点で悲観する状況ではない。昨シーズンの同時期における平均観客数は5,492人で、今シーズンの方が上回っている。シーズン後半に盛り返し、最終的に6,177人まで伸びた経緯を踏まえれば、挽回の余地は十分にある。
8月3日に予定されている水戸ホーリーホック戦では、「Lib Workサンクスマッチ」が開催予定だ。詳細は未発表だが、過去2年連続で1万5,000人超を動員した実績を持つスポンサーの冠試合だけに、大きな期待がかかる。
また、大分トリニータやレノファ山口FCなど、地理的に比較的近いクラブとのホームゲームも控えており、3年連続で1試合平均6,000人超を達成することは、依然として現実的な目標と言える。
