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Jリーグ 5か月前

注目度が低下…? Jリーグ、入場者数の上昇率ワーストランキング11〜15位。昨季より観客が減っているのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

13位:ジュビロ磐田


【写真:Getty Images】

本拠地:ヤマハスタジアム
収容可能人数:1万5,165人
2024シーズン1試合平均:1万3,817人
2025シーズン1試合平均:1万2,604人
前年比:-8.8%

 ジュビロ磐田は、2025シーズンの1試合平均観客数が1万2,604人で、前年比で8.8%の減少となった。数字だけを見れば一定の落ち込みに見えるが、内容を精査すれば健闘といえる面がある。

 近年の磐田はJ1とJ2を行き来しており、昇格シーズンには観客数が増え、降格すれば減るという推移を繰り返している。今シーズンはJ2降格後のシーズンであり、観客減少はある程度想定内といえる。

 実際、J2で戦った2023シーズンの1試合平均観客数は1万446人。それに対し、今シーズンの1万2,604人という数字は、J2としては高水準であり、クラブが一定の支持を維持していることがうかがえる。J2所属シーズンとしては、クラブ史上最多ペースだ。

 今シーズンの動員で特に目を引くのは、エコパスタジアムで開催された第19節・愛媛FC戦の2万7,377人。また、第5節・ヴァンフォーレ甲府戦でも1万5,447人を記録しており、いずれもエコパ開催での数字だ。ヤマハスタジアム開催の試合でも、ここまで5試合が1万人を超えており、磐田はJ2全体で3位の集客数を誇っている。

 磐田は現在、J2で8位につけており、昇格争いに食い込む可能性もある。今後の展開次第では終盤に向けて動員がさらに伸び、最終的にはJ1在籍時と遜色ない水準に近づくことも十分考えられる。

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