「攻守においてアグレッシブにいった方がうちは強い」
「自分たちのやるべきこと、規律を守った上で勝てましたし、そこで相手を上回れたことは自信につながる。これを積み上げることがこのチームにとって大事なことで、そこは相手によって多少変わるところもありますが基本的に前に出る、攻守においてアグレッシブにいった方が、うちは強いかなと思っています」と、チームの強みを改めて強調した。
また、ここまでのリーグ戦では荻原が11試合に先発し、長沼が13試合の先発を飾っている。持ち味の違う二人が切磋琢磨することで戦力の底上げにもつながり、チームとしてのオプションを作る上で重要となるはずだ。
プレータイムを分け合いながら、目指すべきものはただひとつ。与えられた役割を全うしチームに勝利を呼び込むことだろう。
荻原は「スタメンだったので、しっかり勝ちたいと思いました。アシストやゴール、自分が躍動して勝ち点を持ってくる何かをしたかったので、それが上手くいって良かった」と口にすると、「良い競争をしています。負けたくない気持ちはありますが、お互いのキャラクターがありますし、自分の良さを出すだけでパフォーマンスを高められることが大事だと思うし、あとは監督が決めるだけなので、しっかり良い準備をしたいと思います」と前を向いた。
成長と進化を繰り返しながら、よりギアを上げ躍動する背番号26の姿が頭に浮かぶ。
(取材・文:石田達也)
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