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　明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、FWを本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。（選定・文：河治良幸）

1位：レオ・セアラ

生年月日：1995年2月3日
所属クラブ：鹿島アントラーズ
能力値：82（攻撃力95、テクニック80、スピード80、パワー90、守備力65）
スペシャリティ（特殊能力）：ヘディングシュート

　Jリーグ最高レベルの決定力を備える正真正銘のストライカー。特にボックス内の勝負強さはスペシャルで、走り込みながらフリーでラストパスやクロスに合わせることもできれば、寄せてきたディフェンスとコンタクトしながら、有利な体勢で合わせることもできる。

　178cmというサイズながら打点が高く、対空時間も長いので、味方からのクロスがピンポイントで合ったら、守る側はほとんどお手上げだ。多くのゴールはボックス内でもたらされるが、破壊的なシュート力の持ち主でもあり、ミドルレンジからネットに突き刺すゴールも。

　前線の組み合わせによって、多少パフォーマンスが変わるが、新天地の鹿島では4-2-3-1の1トップとしてうまく噛み合っており、左サイドから中に入ってくる鈴木優磨とのコンビは、何年も組んでいるかのような完成度がある。

　基本はフィニッシャーだが、相手のディフェンスが集まれば、周囲のフリーの選手を見つけて絶好のラストパスを出すこともある。守備は惜しみなくハードワークするより、前めで相手のビルドアップに規制をかけながら、適度に攻め残ることで相手のラインを上げさせない。

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