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横浜F・マリノスは「自分たちのペースでなかなか試合が運べなかった」。宮市亮が悔やんだシーン。「もう少し決定的な仕事ができたら」

text by 編集部 photo by Getty Images

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横浜F・マリノス 宮市亮

【写真:Getty Images】

途中出場の宮市亮が東京ヴェルディ戦を振り返る

 横浜F・マリノスは8月9日、明治安田J1リーグ第25節で東京ヴェルディと対戦し、1-0で敗れた。直近3試合で2勝1分けと良い流れを持って臨んだ中断明け最初の試合だったが、終始ヴェルディに押し込まれる苦しい展開となった。途中出場で相手ゴールに迫った宮市亮は、決定的な仕事ができなかったと悔やんだ。

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 宮市が投入されたのは後半の66分、マリノスが先制を許した直後の状況だった。天野純と代わってピッチに入った宮市は「やっぱり自分たちのペースでなかなか試合が運べなかった中で、後半は結構ペースはつかんだかとは思いますけど、先制点を取られてからちょっと難しくなってしまいました」とゲームを振り返った。

 この日のマリノスは、攻撃に迫力を欠いていたように思う。前線からのプレスが中々はまらず、自陣に押し込まれる苦しい展開が続いた。序盤からセットプレーを何本も与え、前へとボールを運ぶ場面は決して多くはなかった。

 宮市は「向こうは本当にうまくプレスきていましたし、ビルドアップもうまかったです。前半に関しては完全に向こうのペースだったなと思いますけど、後半は少しスペースも空いてきて、カウンターのやり合いみたいなところはありました。僕も抜け出したシーンも何回かありましたし、そういうところでもう少し決定的な仕事ができたら良かったなと思います」とゴールが奪えなかった現状に対して課題をみつめた。

 右サイドに抜け出して一気に突破し、グラウンダーで中央へ折り返したが、味方には合わなかったり、試合終盤には中で自身がボールを受けたが、シュートをミートさせることができなかったりと、攻撃に絡む場面はあったがチャンスをものにすることができなかった。

「やっぱり途中から入ってゲームチェンジャーとして試合に出てるので、なんとか同点に追いついて逆転まで持っていきたかったですし、そういうところはまた前を向いてやっていきたいなと思います」

(取材・文:竹中愛美)

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