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Jリーグ 4か月前

大儲けしたのは!? Jリーグクラブ、移籍金収入ランキング16〜20位。選手の放出で稼いだクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

16位:ジュビロ磐田

収容率 ジュビロ磐田 ヤマハスタジアム
【写真:Getty Images】

移籍補償金等収入:1億9600万円
退団した選手例:ジャーメイン良、後藤啓介など

 2024シーズンのJ1で18位となり、J2に降格したジュビロ磐田は、2024年度の移籍補償金等収入が1億9600万円で、全体の16位となった。降格に伴う戦力整理の影響が収入面にも表れている。

 国内移籍による収入は8900万円。2024シーズンのJ1で19ゴールを挙げたジャーメイン良がサンフレッチェ広島へ移籍したほか、平川怜と鈴木海音が東京ヴェルディへ加入している。

 国際移籍は1億700万円で、主に後藤啓介のベルギー・アンデルレヒトへの移籍によるものとみられる。

『transfermarkt』によれば、移籍金は約110万ユーロ(約1億7600万円)とされており、クラブにとって大きな収入源となった。その後、後藤はシント=トロイデンへ期限付き移籍し、欧州での経験を積んでいる。

 一方、獲得面では渡邉りょうの完全移籍や金子大毅、相田勇樹の補強などがあり、移籍関連費用は3億4300万円にのぼった。人件費削減の中でも、戦力維持に向けて一定の投資を行っていることがうかがえる。

 現在のJ2では第26節終了時点で8位と苦戦が続くが、シーズン途中にグスタボ・シルバやヤン・ファンデンベルフといった外国人選手を補強し、昇格争いへの巻き返しを図っている。

 昇格と降格を繰り返す磐田は、そのたびにチームの再編が求められるが、今回もJ1に返り咲くことができるだろうか。

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【了】

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