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Jリーグ 3か月前

運ではなく、実力。松村晃助は「自分のせいで…」と言う。生粋の横浜F・マリノス育ちはパスが来ると信じていた【コラム】

シリーズ:コラム text by 菊地正典 photo by Getty Images

「結果を出さないとそろそろ厳しくなってくる」

「ボールを受けて前を向くことが自分の特徴なので、そこをもっと出していかないといけないと思うし、何度か前を向いたあとのクオリティーがまだまだ低かったと思います。

 こういった試合で交代の選手として使っていただける環境であることに感謝していますが、そのぶん、大きな責任が伴ってくるので、結果で応えたかったですし、結果を出さないとそろそろ厳しくなってくると思っています」

 攻撃の選手として、結果を出せなければ出場機会が減っていくことは理解している。実績がないぶん、その危険性も高くなる。

 何より――。

「チームを勝たせられなかったことが悔しいです」

 どんなにいいプレーをしようとも満足はできない。チームのために結果を出したい。マリノスでプレーすることに満足するのではなく、かつて憧れた強いマリノスを自分の力で取り戻したい。

 その思いで松村は、トリコロールのユニフォームを着て全力を尽くす。

(取材・文:菊地正典)

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【了】

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