
オランダ代表【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は現地時間6月14日(日本時間6月15日 5:00 K.O)、オランダ代表と2026 FIFAワールドカップ(W杯)グループステージ初戦を迎える。3度の準優勝を誇るFIFAランキング7位の強豪は、森保ジャパン相手にどのような陣容で挑むのか、今回は、オランダ代表のスタメンとフォーメーションを予想する。[3/6ページ]
SB:デンゼル・ドゥンフリース

オランダ代表DFデンゼル・ドゥンフリース【写真:Getty Images】
生年月日:1996年4月18日
所属クラブ:インテル(イタリア)
2025/26リーグ成績:20試合3得点1アシスト
オランダ代表通算成績:72試合11得点22アシスト
右SBには、デンゼル・ドゥンフリースが入ると予想されている。ロナルド・クーマン監督から絶大な信頼を寄せられる存在だ。
クーマン監督がオランダ代表の指揮を執っていた2018年10月に代表デビューを果たしたフィジカル自慢のサイドバックは、積極的な攻撃参加を最大の武器としている。
所属するインテルでは右ウイングバックを務めており、オランダ代表でも果敢にボックス内へ侵入して得点に絡むプレーを見せる。
ドゥンフリースの攻撃力を最大限に引き出すため、現在のオランダ代表は「4-2-3-1」をベースに右肩上がりの形へ可変する戦術を採用している。ウインガー顔負けの存在感で攻撃を牽引し、今大会に向けた予選でも2ゴール3アシストを記録した。
また、セットプレー時の高さも大きな脅威だ。若手時代からCKのクロスに合わせるプレーを得意としており、ボックス内で最も輝く数少ないSBの一人と言えるだろう。
シンプルな球際の部分では強く、守備面も極端に苦手としているわけではない。しかし、高い位置を取るプレースタイルゆえに背後のスペースが空きやすい傾向がある。
オランダ代表にとって右サイドは最大の武器の一つである一方、予選や親善試合ではドゥンフリースの背後を突かれて失点する場面も少なくなかった。日本代表としては、そのスペースをいかに攻略するかが重要なポイントとなる。
W杯の初戦でも、このサイドで繰り広げられる攻防は大きな見どころになりそうだ。
SB:ミッキー・ファン・デ・フェン

オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン写真:Getty Images】
生年月日:2001年4月19日
所属クラブ:トッテナム・ホットスパー(イングランド)
2025/26リーグ成績:35試合4得点1アシスト
オランダ代表通算成績:21試合1得点1アシスト
左SBには、所属するトッテナム・ホットスパーでは主にCBしてプレーしているミッキー・ファン・デ・フェンが入ると予想されている。
プレミアリーグで史上最速となる時速37.23kmを記録したことで知られる快足DFで、背後のスペース対応に関しては世界トップクラスだ。仮に一度独走を許したとしても、異次元のスピードで追いつくことができる稀有な存在である。
このスピードは攻撃面でも大きな武器となる。相手のプレッシャーが弱い状況では、ストライドの大きいドリブルで一気に前進することも可能で、実際に自陣からファイナルサードまで運んでゴールを決めた経験もある。シュート技術も高く、左足を簡単に振らせてはいけない。
オランダ代表ではクラブと異なり主に左SBで起用されており、前方のコーディ・ガクポとの連係も良好だ。サイドでの推進力を活かした縦の突破やオーバーラップは、攻撃の重要なオプションとなっている。
攻守ともにスピードを軸としたダイナミックなプレーで試合の流れを変え得る存在であり、日本代表にとっては最も警戒すべきサイドの一つになるだろう。