日本代表はFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会でベスト32敗退に終わった。2018年から指揮を執る森保一監督が続投するのか、それとも新たな指揮官を招へいするのか。すでに4年後へ向けた戦いは始まっている。そこで今回は、日本代表の次期監督候補としてサッカーファンの間で名前が挙がることの多い人物を、その実績や経歴とともに紹介する。[6/6ページ]
長谷部誠(はせべ・まこと)
生年月日:1984年1月18日(42歳)
現職:日本代表コーチ アイントラハト・フランクフルト U-21
【将来を嘱望されるリーダー】
現時点では実現性は高くない。それでも、日本代表の将来を担う監督候補として期待を集めているのが長谷部誠だ。
現役時代は浦和レッズで頭角を現すと、ドイツへ渡り、ヴォルフスブルクやニュルンベルク、アイントラハト・フランクフルトでプレー。フランクフルトでは長年キャプテンを務め、公式戦300試合以上に出場した。
中盤と最終ラインの両方で活躍し、2018年にはDFBポカール制覇、2022年にはUEFAヨーロッパリーグ優勝を経験。「カイザー(皇帝)」の愛称で親しまれ、クラブの黄金期を支えた。
【経験を積めば有力候補に】
日本代表でも長くキャプテンを務め、ワールドカップ(W杯)には3大会連続で出場。2024年の現役引退後はフランクフルトの育成部門で指導者の道を歩み始め、現在はU-21チームを担当するなど、着実に経験を積み重ねている。
長谷部の最大の強みは、世界最高峰の舞台で培ったリーダーシップと豊富な経験にある。
日本代表のキャプテンとしてチームをまとめ続けた求心力はもちろん、ドイツで数々の名将の下で学んだ戦術やマネジメントは、指導者として大きな財産となるだろう。また、欧州サッカーの最前線で育成やクラブ運営に触れていることも、他の有力な日本人指導者にはない強みと言える。
一方で、指導者としてのキャリアは始まったばかり。日本代表を任せるには、まずはクラブレベルで実績を積み重ねる必要があるだろう。
次期監督候補というよりも、その次の時代を見据えた存在ではあるが、いずれ日本代表を率いる日が来ても何ら不思議ではない人材だ。
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【了】


