
北中米W杯戦力値ランキング【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のベスト8が揃った。48チームから8チームに優勝の可能性が絞られた中で、最も充実した戦力を揃えているのはどのチームなのか。今回は、各チームの戦力を4項目(攻撃力、守備力、選手層、勝負強さ)に分けて数値化(各25点の100点満点)し、1~8位のランキング形式で紹介する(本文の内容は現地時間7月8日の時点のもの)[4/8ページ]
5位:モロッコ代表

モロッコ代表DFアクラフ・ハキミ【写真:Getty Images】
監督:モハメド・ワハビ
戦力値:86(攻撃力22、守備力21、選手層19、勝負強さ24)
【アフリカ勢で初の決勝進出の可能性】
FIFAワールドカップ(W杯)の長い歴史の中で、アフリカ勢は決勝進出を果たしたことがない。その歴史的な快挙を成し遂げる可能性が最も高いのがモロッコ代表だろう。
3月に監督に就任したモハメド・ワハビ監督は、最前線にそれまで2列目起用が多かったイスマエル・サイバリをゼロトップの形で起用。よりボール保持を重視しつつ、彼の裏抜けから得点を重ねた。
今大会を通して3ゴールを記録するなど絶好調だったサイバリだが、ラウンド16カナダ戦でハムストリングを負傷してしまった。
【エース負傷でどうする】
彼以外にゼロトップが務まる選手はおらず、残りの試合はFWソフィアン・ラヒミやアユーブ・エル・カービのようなアタッカーやボックスストライカーを最前線で起用することになるだろう。
チームの得点源を不運な形で失ってしまったが、そんなカナダ戦も相手に押される展開を跳ね返して3-0の勝利を飾った。
その「勝負強さ」は大会屈指と言えるかもしれない。基本的にはボールを持つチームだが、要所では守備陣が体を張って守りつつ、カウンターからネットを揺らす堅守速攻のスタイルでも試合を進めることができる。
守護神ヤシン・ブヌの活躍が光ったラウンド32ではオランダ代表にPK戦で勝利。前回大会からPK戦は全勝であり、圧倒的な「勝負強さ」を武器にどこまで勝ち進むのだろうか。