
北中米W杯戦力値ランキング【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のベスト8が揃った。48チームから8チームに優勝の可能性が絞られた中で、最も充実した戦力を揃えているのはどのチームなのか。今回は、各チームの戦力を4項目(攻撃力、守備力、選手層、勝負強さ)に分けて数値化(各25点の100点満点)し、1~8位のランキング形式で紹介する(本文の内容は現地時間7月8日の時点のもの)[7/8ページ]
2位:スペイン代表

スペイン代表FWラミン・ヤマル【写真:Getty Images】
監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ
戦力値:92(攻撃力24、守備力24、選手層23、勝負強さ21)
【ほぼチャンスを作らせず】
2年前のユーロ2024(欧州選手権)を制した欧州王者スペイン代表が、ベスト8が出そろった時点で無失点を続けている。
大会前の時点では、フランス代表のような強豪との比較でCBのカウンター対応を不安視する声もあったが、DFパウ・クバルシを中心に、ラウンド16までの戦いを見る限りは安定していると言えるだろう。
高いボール保持率を維持することで、自軍ボックス内でのピンチがほとんどない。ポルトガル代表とのラウンド16では10本のシュートを打たれたが、それまでの4試合は19本と危ないシーンがなかった。
個人で相手のカウンターを止めるようなキャラクターの選手はいないが、チームとしての「守備」の堅さも相まって、GKウナイ・シモンが前回大会からW杯6試合連続クリーンシートというW杯新記録を樹立した。
【今後のキーマンは…】
彼らの本来の強みである「攻撃」も試合を追うごとによくなっている。
開幕当時からもメンバーを変えており、ラウンド16の時点では右SBにペドロ・ポロ、左WGにアレックス・バエナを起用している。
好調な選手を見極めながら最適解を作るのはルイス・デ・ラ・フエンテ監督らしいだろう。
悲願の優勝に向けては、ここまで1ゴールに留まっているFWラミン・ヤマルの爆発に掛かっている。
相手のレベルが上がれば上がるほどブロックを崩すのが難しくなると想定される中で、若きレフティーの理不尽な一発が求められている。