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アビスパ福岡、期待の新戦力5人。“得点王”の称号手にしたFWに要注目! 将来性抜群の若き現代型CBも

シリーズ:期待の新戦力5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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明治安田生命Jリーグの各クラブは、2022シーズンの開幕に向けて準備を進めている。昨季のリーグ戦で8位に終わったアビスパ福岡は、期限付き移籍からの復帰も含めて6人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、その新戦力たちの中から新天地での活躍が期待される5人を紹介する。


FW:ルキアン(背番号17)

ルキアン
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年9月21日(30歳)
前所属:ジュビロ磐田
2021リーグ戦成績:41試合22得点8アシスト


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 ブラジル、韓国、タイの複数クラブでプレーしてきたルキアンは、2019年夏にJリーグ初参戦。ジュビロ磐田へとやって来た。1年目はJ1リーグ13試合で1得点と物足りなさを残したものの、2年目の2020シーズンはJ2リーグで二桁得点を奪取。そして昨季は同41試合で22得点と爆発し、見事J2得点王の座に輝いている。着実に日本のサッカーに馴染んでいると言えそうだ。

 身長は183cmで体重は87kg。FWとして十分すぎるサイズを誇っているのは見た通りであり、フィジカルの強さはやはりJリーグトップレベルにある。複数人に囲まれても簡単に負けることは少ない。また空中戦に長けており、ボックス内での反応の速さも抜群。そのためセットプレー時などは、相手にとって大きな脅威となる。それに加え水準以上のスピードもあり、DF陣の裏を的確に突いてくるので、なかなか捕まえづらい存在である。

 昨季、アビスパ福岡はJ1昇格1年目ながら8位と躍進を果たしている。しかし、総得点「42」は全体12位の成績と、得点力に課題を残すことになっていた。そういった意味で、やはりルキアンにかかる期待はかなり大きいだろう。磐田でJ2得点王の称号を手にし、自信をつけて九州の地へやって来た男には、“最大の得点源”としてチームを更なる高みへと導いてほしい。

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