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【写真:Getty Images】
横浜FMスティーブ・ホーランド監督が試合後に会見
横浜F・マリノスは5日、ホームで東京ヴェルディと対戦し、0-0の引き分けという結果に終わった。これで3試合連続で勝利がなく、1試合未消化ながら、降格圏の19位と苦しんでいる。アタッキングフットボールを再構築したいチームだが、得点はリーグワーストの4と得点力不足が喫緊の課題だ。
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5日の東京V戦、昨季まで2年連続得点王、FWアンデルソン・ロペスが今季初めてメンバー外となった影響なのか、スコアレスドローで試合は終わった。シュートは前半がわずか1本、試合を通じても5本のみ。試合後、横浜FMのスティーブ・ホーランド監督はこのように振り返った。
「今季のきょうまでの中で、やはり今まだ問題点となっている最後のファイナルサードのところの質ですね」
アタッキングサードとも言われるこの場所は、サッカーのピッチを横に3つに分割した際、相手ゴールに最も近いエリアのことを指す。当然、相手からのプレッシャーも激しくなるので、攻撃のアイデア、決定力などゴールを奪うための能力が試される。横浜FMには今、それが圧倒的に足りていない、ということなのだろう。
一方で、朗報もある。この試合を腹痛で大事を取り、欠場したロペスに加えて、太もも裏に症状が出ていたFWヤン・マテウスも「次の水曜日の試合には準備できると思う。ロペスとヤンが帰ってきてくれることでより攻撃力が上がるというふうに思います」と期待を込めた。
3戦連続得点なしと、中々ゴールが奪えていない現状だが、自分たちの課題は自分たちが一番わかっている。
「何を自分たちが改善しなきゃいけないかはもう分かっています。オープンプレーでの部分では失点はほぼないですし、改善されている部分ももちろんあります。しかし、明らかになっている問題点、得点の部分です。そこをしっかり自分たちが仕留めていかなきゃいけないのは分かっている中で、これからどうするかというところです」
横浜FMは本来の調子を取り戻すことができるのか。次節、9日の川崎フロンターレ戦でその答えが待たれる。
(取材・文:編集部)
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