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明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、センターバックを本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。(選定・文:河治良幸)
2位:佐々木翔(ささき・しょう)

【写真:Getty Images】
生年月日:1989年10月2日
所属クラブ:サンフレッチェ広島
能力値:82(攻撃力75、テクニック70、スピード85、パワー90、守備力90)
スペシャリティ(特殊能力):ディフェンス統率
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ディフェンスのファイターであり、リーダーシップに溢れた選手でもある。3バックが伝統となっているサンフレッチェ広島において、佐々木翔が担当する左サイドは非常に堅く、相手のサイドアタッカーがシンプルな仕掛けで突き崩すことは難しい。
177cm70kgという体格ながら空中戦と地上戦の両方に強く、対人のコンタクトプレーはもちろん、やや離れたエリアに出てきた危険なボールに追い付いてクリアしたり、マイボールにして切り返すシーンも珍しくない。
4バックの左サイドバックを主戦場としていたこともあり、現在はマンツーマンが主体の広島において、センターバックとしては走行距離も高いアベレージを維持している。攻撃面は細かいミスもあるが、シャドーやアウトサイドの選手に効果的なパスを付けながら、“ここ”というタイミングでアタッキングサードに顔をだす。
空中戦の強さを生かしたセットプレーの得点力が高いが、多くは相手ディフェンスと競り合いながらではなく、瞬時の動きだしでフリーの状態を作って合わせるという技巧的なものだ。35歳という年齢ながら怪我に強い“鉄人”として知られるが、2016年と2017年に2度の右膝前十字靭帯断裂を負い、705日間プレーできなかった時期がある。
そうした苦しい経験も糧にして、心身ともに逞しくなった佐々木はプロフェッショナルの鑑のような存在だ。当然、周りの選手たちにも要求が高く、戦う集団を築く上で果たしている役割も大きい。
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