浦和レッズ 最新ニュース
明治安田J1リーグ第17節が17日に各地で行われ、浦和レッズはホームにFC東京を迎えた。後半アディショナルタイムの劇的ゴールにより、浦和が逆転勝利でリーグ3試合ぶりの白星を獲得。この試合で随所に輝きを放ったのが、新戦力DFダニーロ・ボザだ。ブラジル人CBは、“ショルツ・ロス”を払拭しつつある。(取材・文:河治良幸)
浦和レッズの劇的勝利に大貢献したダニーロ・ボザ
浦和レッズはFC東京に3-2で勝利を飾った。後半アディショナルタイム、セットプレーの混戦から関根貴大がクロスに持ち込むと、最後は松本泰志が合わせ、土壇場でスコアをひっくり返した。
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これは見事なゴールだったが、この流れに導いたのは、ブラジル人センターバックのダニーロ・ボザだった。
右のCKを金子拓郎が左足で蹴ると、FC東京の森重真人にヘディングで跳ね返される。しかし、空中に上がったボールの落下点にいち早く入ったボザが、バウンドしたボールを胸でコントロールして、右足のリフティングからボレーシュートを狙った。
これは咄嗟に寄せてきた安斎颯馬と長友佑都にブロックされるが、こぼれたボールを長倉幹樹が触り、最後は関根が拾う形で、クロスにつながった。
「自分が胸でコントロールしてシュートを打ったんですけど、相手に当たってしまって。それでも、こぼれ球を味方が拾ってくれました。チームとして最後まで諦めない姿勢を見せられたと思います。タカ(関根)がそのボールを拾って、(松本)泰志に素晴らしいクロスを上げて、泰志がうまく決めてくれた」
そう振り返るボザは、この試合を通して力強い守備で、ゲームキャプテンでもあった相棒のマリウス・ホイブラーテンとともに、FC東京の攻撃を止め続けた。特に同じブラジル人のFWで、エースストライカーに君臨するマルセロ・ヒアンとのバトルは迫力があり、持ち前のスピードを生かしたボザの対応力が上回るシーンが目に付いた。
