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Jリーグ 6か月前

雨の時期はしんどい…。Jリーグ、めちゃくちゃ濡れるスタジアム5選。雨具が必須なのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカーは多少の天候不良でも通常開催されることが多く、ピッチ上の選手はもちろん、観客も天候への対策が求められる。屋根の少ないスタジアムでは、特に梅雨時に雨具が必須となる。今回はJ1リーグ各クラブの本拠地の中から、「ずぶ濡れ注意」なスタジアムを紹介する。※降雨量は気象庁のデータを参照。平年値は1991〜2020年の30年間の平均をもとに算出。

横浜FC

横浜FCの本拠地・ニッパツ三ツ沢球技場
【写真:Getty Images】

本拠地:ニッパツ三ツ沢球技場
収容人数:1万5,442人

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 横浜FCの本拠地は、収容人数1万5,442人のニッパツ三ツ沢球技場(ニッパツ)。観客席とピッチの距離が近く、臨場感にあふれる一方で、屋根がなく天候の影響を直接受けやすい構造だ。そのため、観戦前の天気予報チェックは欠かせない。

 Jリーグではスタンドの3分の1以上に屋根の設置が求められるが、ニッパツはその基準を満たしていない。2020年のJ1昇格時には、当時所属していた三浦知良が横浜市長に整備を嘆願し、議論が持ち上がったものの、現在も実現していない。

 横浜の6月の平年降水量は188.8mmで、全国平均(167.3mm)を上回る。梅雨の時期には、観戦中に雨に見舞われる可能性が高い地域だ。

 試合結果を見ると、2024年のJ2では、雨天10試合で4勝4分け2敗、1試合平均勝ち点は1.6。一方、シーズン全体の平均は2.0で、やや成績は下がっていた。だが、2023年のJ1では、雨天11試合で3勝3分け5敗、平均1.09。シーズン全体の平均0.85を上回っており、J1では雨天時の方がむしろ好成績だったと言える。今シーズンもその傾向は続いており、ここまでのシーズン平均が1.0に対し、雨天5試合では平均1.4を記録している。

 クラブは雨対策グッズにも力を入れており、ユニフォーム柄のレインポンチョは2024年3月に販売開始、4月には受注再販も行われるほどの人気商品となっている。

 最寄りの市営地下鉄ブルーライン「三ツ沢上町駅」から徒歩15分とアクセスはまずまず。とはいえ、梅雨の時期には万全の“雨装備”で出かけたいスタジアムだ。

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