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明治安田Jリーグは後半戦に突入している。好調でファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJリーグ全60クラブの今季の1試合平均観客動員数を集計し、昨季からの上昇率を計算。ワーストランキングとして、上昇率が低いクラブを順位ごとに紹介する。※データは6月30日時点。
15位:FC岐阜
本拠地:岐阜メモリアルセンター
収容可能人数:1万6,310人
2024シーズン1試合平均:4,684人
2025シーズン1試合平均:4,286人
前年比:-8.5%
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FC岐阜の2025シーズンにおける1試合平均観客数は4,286人で、前年比8.5%の減少となった。
岐阜は2008シーズンから2019シーズンまでJ2に所属。なかでも2014シーズンにはクラブ史上最多となる平均7,584人を記録し、その後もしばらくは6,000人台の動員を維持していた。
しかし、J3に降格した2020シーズンはコロナ禍の影響もあり、大きく観客数を落とす。その後は徐々に回復基調を見せ、2023・2024シーズンはともに4,000人台後半で安定していた。
今シーズンも4,000人台ではあるが、減少幅がじわりと広がっているのは気がかりだ。昨シーズンの最多動員はホーム最終戦・RB大宮アルディージャ戦の8,284人で、最少は第25節・YSCC横浜戦の2,951人。今シーズンは第17節・テゲバジャーロ宮崎戦の6,627人が最多で、第9節・栃木SC戦の2,270人が最少となっており、いずれも前年より数字を落としている。
この差を生んでいるのは、チームの状態だろう。2024シーズンは第7節終了時点で首位に立つなど昇格への期待感が高まり、ファンの関心も大きかった。一方、今シーズンは第6節終了時に最下位に沈み、現在も18位と苦しい状況が続く。
それでも、ホームゲームでの成績は10試合で3勝3分け4敗と一定の粘りを見せており、本拠地での奮闘が支えとなっている。ここから順位を上げていくには、引き続きファンの後押しとホームでの勝利が不可欠だ。
