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川崎フロンターレは「いる選手で十分戦えると見せなければ」。長谷部茂利監督は山田新に「帰って来いよ」

text by 編集部 photo by Getty Images

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川崎フロンターレ

【写真:Getty Images】

天皇杯敗退から一夜明け、長谷部茂利監督が口を開く

 16日に行われた天皇杯3回戦で、J3のSC相模原にまさかのPK戦敗退。さらに、攻守の要だった高井幸大や山田新らがチームを離脱している。そんな中、中3日でガンバ大阪とのリーグ戦が控える。17日、オンラインで行われた会見で、長谷部茂利監督は率直な心境を語った。

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「表情も雰囲気もあまり良くないですね。準備もして、コンディションも良かっただけに結果が出なかったのは残念で恥ずかしいです」

 天皇杯敗退から一夜明け、選手たちの表情は暗かったようだ。長谷部監督は「失った」というより「取れなかった」と認識している。

「4つあるうちの天皇杯を取ることができなかったという残念な思いは伝えました」

 チームを襲ったのは天皇杯敗退だけではない。高井、山田、セサル・アイダルが次々にチームを離れた。戦力面では確実な痛手となるが、長谷部監督は「いる選手で十分に戦えると見せなければならない」と現有戦力に期待を寄せた。

 海外移籍を前提に16日をもってチームを離れた山田に、長谷部監督は声をかけたという。

「『頑張って来な。行ってらっしゃい』という類の言葉をかけた。私が現状で言えるのは、『フロンターレに帰って来いよ』と話しました」

 チームは相模原戦の反省を活かしてガンバ大阪戦に向けて準備を進める。

「ゴール前のコース、タイミング、ちょっとしたアイデアと質が得点に繋がる。チームで意識して、ゴールを取れるように準備していきたい。勝ち点は4にはならないし、マイナスにもならない。3を取るための準備をしていく」

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【了】

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