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ファンではないけど…。Jリーグ、なぜか応援したくなるクラブランキング2位。選手抜けても勝ち続ける! その姿に心を打たれた

シリーズ:アンケート調査 text by 編集部 photo by Getty Images

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 Jリーグ開幕から30年以上が経った。今やチームの数も「60」に達しており、自身が応援するクラブとの絆を深める一方、ほかにもサポートしたいチームが存在する場合もあるかもしれない。今回は「なぜか応援したくなるJリーグクラブは?」という読者アンケートの集計をもとに、その結果をランキング形式で紹介する。※得票率で並んだ際はカテゴリーが上のクラブを、カテゴリーが同じ場合はリーグ戦の暫定順位が上のチームを上位とする。

2位:川崎フロンターレ

川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】

得票率:5.4%
2025リーグ戦成績:10勝8分6敗(7位)

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 今日までにJ1優勝4回を誇る川崎フロンターレが、「なぜか応援したくなるJリーグクラブ」ランキングで2位に入った。2000年代には“シルバーコレクター”と揶揄されていたチームは、今や押しも押されもせぬ強豪である。

 今回のアンケート調査では「代表レベルな選手が引き抜かれていく中で勝ち続けていて気づいたら応援したくなってしまいます」などの声が寄せられ、Jリーグの強豪としての苦労にシンパシーを感じる人もいるようだ。

 鬼木達監督が率いていた2020シーズン、川崎はJ1と天皇杯の2冠を獲得した。この年に最終勝ち点「83」を稼ぎ出し、圧倒的な強さを見せたチームからベストイレブンに9人が選ばれたが、そのうちの5人がのちに海外移籍を選択している。

 守田英正は2021年1月にポルトガルへ、三笘薫と田中碧は同年の夏に英国とドイツにそれぞれ渡った。いずれの選手も現在のサッカー日本代表の中核として活躍しており、チームとしていかに大きな損失を被っていたのかが分かる。

 現指揮官である長谷部茂利監督をたたえる声も多く、「監督がいい」というコメントも見られた。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でアル・ナスルやアル・サッドらワールドクラスと互角以上に渡り合えたのは、同氏の手腕も大きいだろう。今シーズンからチームを率いる知将も、内外からのリスペクトを集めるのに大きな役割を果たしている。

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【了】

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