Jリーグ 最新ニュース

【写真:加藤健一】
柿谷曜一朗氏が子どもたちへアドバイス
30日、明治安田ワールドチャレンジ、横浜F・マリノス対リバプールの一戦が日産スタジアムで開催される。試合当日、『ドコモ未来フィールド 明治安田ワールドチャレンジ企画』が開催され、元サッカー日本代表の柿谷曜一朗氏がゲストで参加した。
JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
本イベントは「子どもたちがプロのセカイにふれ、大切な学びや夢をみつけることができるプロジェクト」として、株式会社NTTドコモが小学生を招いて開催したもの。午前中にはリバプール公式アカデミーによるサッカー教室が行われ、柿谷氏が参加。午後のトークショーでは柿谷氏が少年時代を振り返り、子どもたちからの質問にも答えた。
「フォワードやねんからゴールを決めてチームを勝たさないと」
ポストプレーが得意という子どもから、フォワードにとって一番大切なことを問われたとき、柿谷が示した答えはシンプルだった。
子どもたちに伝えたかったのは、ゴールを奪いにいく意識を持つこと。確かにポストプレーもフォワードに必要な技術の一つだが、柿谷はそれだけにとらわれてはいけないと強調する。
「フォワードは、ポストプレーよりもゴールを取る練習をしてほしい。相手にとって一番怖いのは、ゴールに向かってる選手」
だからこそ、ポストプレーで終わらずに、いかにゴールへ向かうかが重要だと語る。
「(ポストプレーのあとに)体の向きを変えて、ゴールに向かって走る。それがフォワードとして一番大事」
最後に柿谷は、子どもたちに当日の試合で注目すべき選手を挙げた。
「マリノスの谷村(海那)選手の動きを見てみて。ポストプレーの後のゴールへの入り方。もちろんリバプールの選手を見た方がいいかもしれないけど、谷村選手も負けないぐらい素晴らしい」
柿谷が子どもたちに残したのは、どんな場面でもゴールを意識し続ける姿勢の大切さだ。その思いをプレーで形にできる選手こそが、ゴール前で相手にとって最大の脅威となる。
(取材:加藤健一、文:編集部)