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「ああしておけばよかった」と思わないために。柿谷曜一朗が夏休みの子どもたちに伝えたこと「今のうちに」

text by 編集部 photo by Kenichi Kato

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【写真:加藤健一】

柿谷曜一朗氏が夏休みを迎えた子どもたちにアドバイス

 30日、明治安田ワールドチャレンジ、横浜F・マリノス対リバプールの一戦が日産スタジアムで開催された。試合当日、『ドコモ未来フィールド 明治安田ワールドチャレンジ企画』が開催され、元サッカー日本代表の柿谷曜一朗氏がゲストで参加した。

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 本イベントは「子どもたちがプロのセカイにふれ、大切な学びや夢をみつけることができるプロジェクト」として、株式会社NTTドコモが小学生を招いて開催したもの。午前中にはリバプール公式アカデミーによるサッカー教室が行われ、柿谷氏が参加。午後のトークショーでは柿谷氏が少年時代を振り返り、子どもたちからの質問にも答えた。

「夏休みはたくさん時間があると思う。ただ、言っている間に終わってしまう」

 柿谷は、子供たちにそう呼びかけた。

 これまでプロサッカー選手として多くの挑戦を積み重ねてきた柿谷。サッカー選手としてのキャリアを終えた今も、子供たちに伝えたいのは、時間の大切さと今すぐ始めることの重要性だ。

「大人になってから、ああしておけばよかったと思っても遅い。今のうちに、夢に向かって努力を始めてほしい」

 柿谷は、自身の経験を踏まえてそう語る。夢を叶えるために必要なのは、特別な才能だけではない。

「人より多く練習する。人より食べて、人より多く寝て、人より体を大きくする」

 もちろん、夢は簡単には叶わない。途中で失敗や挫折を味わうこともある。それでも柿谷は言う。

「何事にも挑戦して、失敗して、その時に周りに助けてもらうこともあると思います。でも手を借りすぎず、自分で夢に向かって努力してほしい。子供の頃の努力は、大人になってから色んな形で身を結ぶと思う」

 プロサッカー選手として夢を叶えた柿谷だからこそ伝えられる言葉が、夏休みを迎えた子供たちの背中を押す。

(取材:加藤健一、文:編集部)

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【了】

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