浦和レッズ 最新ニュース
2025明治安田J1リーグ第26節が16日に行われ、浦和レッズは名古屋グランパスとホームで対戦し、2-1で勝利した。小森飛絢とマテウス・サヴィオのゴールで勝ち点「3」を獲得したものの、後半は名古屋の猛攻にあう。急遽前半に出番が回ってきた松本泰志は「全員の力が必要」と述べ、チーム力の重要性を強調した。(取材・文:元川悦子)
J1制覇に向けて勝ち星を積み上げたい浦和レッズ
6月のFIFAクラブワールドカップ(CWC)で惨敗を喫した後、19年ぶりのJ1タイトル獲得に向けて再出発した浦和レッズ。一発目となった7月19日のFC東京戦こそ苦杯を喫したものの、7月23日の湘南ベルマーレ戦からは3戦無敗。着実に勝ち点を積み上げ、25試合終了時点で首位・鹿島アントラーズと6ポイント差の7位につけていた。
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さらに上位との差を詰めるためにも、8月16日の名古屋グランパス戦は是が非でも勝ち点3を手にしなければいけない一戦だった。今季勝率の高い埼玉スタジアム2002でのホームゲームで、相手の名古屋は8月13日の天皇杯・東京ヴェルディ戦から中2日。長谷川健太監督はスタメン9人を入れ替えたとはいえ、コンディション的には浦和が圧倒的有利だと見られた。
マチェイ・スコルジャ監督が頭から起用した前線アタッカー陣は最近固定している4枚。特に好調なのは6月加入の小森飛絢だ。この日も背番号17は序盤から躍動。開始7分にはドリブル突破したマテウス・サヴィオの横パスを受け、ペナルティエリア外側から左足を一閃。これが三國ケネディエブスに当たってネットを揺らし、浦和は幸先よく先制に成功したのである。
ところが、飲水タイムが終わった27分、その小森に想定外のアクシデントが起きる。右足ふくらはぎ付近を痛め、退場を余儀なくされたのだ。そこで指揮官に呼ばれたのが、“12番目の男”・松本泰志だった。
