2025シーズンの明治安田J1リーグも半ばを過ぎ、残すところあと12試合。頻繁に首位チームが入れ替わる今季のJ1において、現在は暫定1位の座にFC町田ゼルビアがついている。最多首位獲得数は鹿島アントラーズの「15」だ。果たして最後に頂点に立つのはどこなのか。今回は“どこよりも遅い”順位予想を行う。※情報は8月20日時点
5位:柏レイソル
監督:リカルド・ロドリゲス
暫定順位:5位
成績:勝ち点「47」/得失点「11」
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昨シーズンは17位でギリギリJ2降格を回避。さらには今冬の移籍市場で攻守の要だったマテウス・サヴィオと関根大輝が退団した。
現在の柏レイソルの躍進を予想できる材料は多くなかったが、それでもリカルド・ロドリゲス新体制のチームは堂々たる戦いぶりを見せている。
今季からの新戦力である小泉佳穂や久保藤次郎はまるで長年チームでプレーしているかのような安定感と鋭さを見せ、生え抜きでキャプテンの古賀太陽は盤石のリーダーシップを発揮し、大卒2年目の熊坂光希は中盤で輝きを放った。
熊坂が6月に大怪我を負って長期離脱を余儀なくされると、大卒ルーキーの中川敦瑛が台頭。シーズン途中には瀬川祐輔や小西雄大が加入し、要所でクオリティを示す。現在の柏は、トラブルが起きても動じないチーム力の高さを有している。
とはいえ、今季の優勝争いは大混戦の様相を呈している。26試合を終えた段階で、暫定6位のヴィッセル神戸から首位の京都サンガF.C.までが勝ち点「2」差でひしめき合っている。
1試合ごとに順位が入れ替わる可能性を秘めており、そうなると経験と勢いが物を言うはずだ。
ディフェンディング・チャンピオンの神戸、主要タイトル最多ホルダーの鹿島アントラーズ、2022シーズンからの直近3年間は必ず3位以内でフィニッシュしているサンフレッチェ広島…。柏がかわさなければならない相手があまりにも手強い。
