新型コロナウイルス感染拡大によって中断していた明治安田生命Jリーグは、6月27日から再開されることが決まった。緊急事態宣言が解除されたことで各チームは段階を経て活動を再開しているが、与えられた準備期間は決して長くない。それでも、FC町田ゼルビアの唐井直ゼネラルマネージャーとランコ・ポポヴィッチ監督は、未曾有の事態を乗り越えるためのプランを描いている。(取材・文:ショーン・キャロル)
シーズン前にはタイトル獲得の大本命と言われながら、相次ぐ監督交代で降格の危機に瀕しているセレッソ大阪。岡野雅夫社長は、不振の責任を取って辞任を表明したが、それは本当の意味で「責任を取った」ことになるのだろうか。
週替わりで複数の論者が一つのテーマを論じ合う『J論』。今週のテーマは「W杯の日々から思う、Jリーグという日常」。いよいよW杯もクライマックスを迎えているが、J1リーグも7月15日から再開を迎える。この「僕らの日常」についてあらためて考えてみたい。今回は有料メルマガ評論家の渡辺文重が、ちょっと違う視点からJリーグの現在に思いを寄せる。終電後の居酒屋に男子四名。突然始まるFC町田ゼルビアの話。そのうち二名は、サッカーに興味がない......。