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香川真司 10年前

「ドルトムントは王者の笑い声を再び抱く」。香川、復帰2戦目はCLアーセナル戦。重要な大一番へ地元紙の期待高まる

text by 本田千尋 photo by Getty Images

トップ下での先発が濃厚。アーセナル戦へ重要な役割担う

 レヴィアシュポルト紙は、フライブルク戦では64分にインモービレと交代となった香川について「コンディションについて彼はまだなお整えなければならない」とした

 しかし、同時に「それでもなお彼が一度100パーセントの状態に到達したならば、今既に明らかな限りでは、カガワはBVBの試合における重要な役割を更新するだろう」としており、さらなる期待を寄せている。

 15日付けのキッカー紙も香川を先発として予想した。キッカー紙の予想は次のとおりである。

【GK】バイデンフェラー、【DF】右SBピシュチェク、CBスボティッチ、CBソクラティス、左SBドゥルム、【MF】ベンダーとケールのダブルボランチ、右SHムヒタリヤン、トップ下・香川真司、左SHグロスクロイツ、【FW】ラモス。こちらも香川を先発として予想している。

 ルール・ナッハリヒテン紙は「チャンピオンズリーグのスタートに関して組み合わせは難しく感じられる」と記して、欧州CL初戦のアーセナル戦については、フライブルク戦のようには行かないと見ているようだ。

 同紙に対して、ドルトムントのスポーツ・ディレクターであるミヒャエル・ツォルク氏は次のように語った。

「明日アーセナルに対して我々は明らかにより良くプレーするであろうことを、我々は既に知っている」

 ツォルク氏は、「カガワが再びその一員である」ボルシア・ドルトムントに自信を深めつつある。

【了】

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