【独占取材】オランダで挑戦を続ける新たな“サムライ”。目指す夢は「日本と海外の架け橋」

ファン・ウェルメスケルケン・際――。彼はオランダで挑戦を続ける“サムライ”のひとりだ。所属するFCドルトレヒトは14/15シーズンでエールディヴィジから降格し、来季は2部を戦うが、オランダ人の父親と日本人の母親の間に生まれた際(さい)の目は、将来のビジョンを見据えている。以下、際への独占インタビューである。

2015年06月28日(Sun)11時00分配信

text by 舩木渉 photo Getty Images , Editorial Staff
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「ドルトレヒトが僕のことを覚えていてくれた」

【独占取材】オランダで挑戦を続ける新たな“サムライ”。目指すは「日本と海外の架け橋」
ドルトレヒトに所属するファン・ウェルメスケルケン・際(さい)【写真:編集部】

――オランダへ行ったきっかけは何ですか?

「ヴァンフォーレ甲府のトップチームに1ヶ月間練習参加して昇格の話もありましたが、その時は大学へ進学しようと思っていました。それでも自分の気持ちがオランダへ行こうかなと思い始めて、親に相談したのがきっかけですね」

――なぜオランダだったのでしょうか。

「父がオランダ人で、自分もオランダ国籍を持っていたからです」

――何もない状態から契約をつかみ取ったということですよね。

「初めは『練習参加させてください』というメールを1部と2部のほぼすべてのチームに送りました。さすがに大きなクラブからは返事が来ませんでしたが、中学校進学前に2週間練習参加させてもらったドルトレヒトが僕のことを覚えていてくれて、練習に参加させてくれました。当時は2部でしたね」

――お父さんがオランダ人ということは、言葉で苦労することはないですよね。

「生まれたのはマーストリヒトですが、2歳の時に日本へ引っ越したので、実はオランダ語が全く喋れませんでした。ただ、オランダは英語が通じる場面も多いので、英語が喋れればたいていのことは問題ありません」

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