サッカーは野球に勝てますか?【教えて、野々村社長!―03】

Jリーグがさらに発展していくためには何が必要なのか? 現場に携わるコンサドーレ札幌の野々村芳和社長へ素朴な疑問をぶつけ、より広い層へ現状を伝え、未来への提言を行っていく。不定期連載です。

2015年09月29日(Tue)10時01分配信

シリーズ:教えて、野々村社長!
text by 編集部 photo Kenzaburo Matsuoka
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コンサドーレにライバルは必要か?

――クラブを地域で盛り上げるために、ライバルクラブの存在があると思います。セレッソとガンバや多摩川クラシコなどのように。ただ、北海道の場合はJクラブが1つしかありません。それはネガティブな要素ですか?

サッカーは野球に勝てますか?【教えて、野々村社長!―03】
コンサドーレ札幌の野々村芳和社長【写真:松岡健三郎】

「明確なライバルを見せられないので多少は損かな、と思うことはあります。ただ、あえてネガティブな要素を探せば、その中の1つという程度かな。

 まだ多くの人が、サッカークラブは地域対抗戦だということにあまりピンときていないと思う。コアな人たちは良く分かっているかもしれないけど、北海道の人たちやメディアがある程度そんな認識持っているかとかと言えば、まだ全然ない。

 北海道は大きくて1つの国みたいなもの。そして北海道の人の、北海道に対する思い入れや意識はすごく強いと思う。だから、サッカーは地域対抗戦なんだ、自分たちがもっとこうしていったらクラブもこれだけ大きくなって、あの地域に勝っていけるんだ、というようなことを分かってもらえれば大きなメリットになる」

――それが分かるようになると大きいですね。札幌に200万人住んでいて、北海道の人口は少なくないですから。

「そういうことをいろんなところに行って、話したり、サポーターに来てもらったりして、だんだん浸透するようにやっているところです。メディアがわかってくれれば、うまくテレビを通じて伝えてくれると思う。

 だけどそこがいま、その枠もないし、十分に分かってもらえてないから話をして、伝えていくスピードを上げたい。そういう意味でメディアに出ることは大事だと思っています」

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