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香川真司 10年前

マンUで“外せない選手”になるために――。今季リーグ戦合計わずか7本。香川に求められるシュートを打つ姿勢

text by 内藤秀明 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

週末にはアウェーでカーディフと対戦予定が、香川はベンチスタートか

 代表戦2連戦を終えた香川はマンチェスターへ戻り、今週末の日曜日(24日)にはアウェーでカーディフと対戦する。

 昇格組のカーディフは、移籍市場における所属選手の推定評価額が合計6500万ポンドと言われており、これはプレミアリーグ内で18位の数字だ。この戦力を考慮すれば、カーディフにとって現在16位という順位は決して悪いものではない。

 なによりホームで行われた第2節では、マンチェスター・シティを相手に3-2の打ち合いを制して大金星をあげ、第10節のサウスウェールズダービー、スウォンジー戦においても1-0で粘り強く勝ち点3をもぎ取るなど、好成績をおさめている。

 ここまでカーディフを持ち上げるようなことを言ったものの、ユナイテッドはスカッドの移籍市場における推定評価額3億6000万ポンドと言われておりリーグ3位。カーディフの5倍以上も高額な選手を持ち合わせている事を考えれば、ユナイテッドはアウェーでも勝たなければならない(※移籍金推定金額に関してはtransfer marketから引用)。

 そんな格下とも言える対戦相手との試合において、香川はベンチスタートになる可能性が高い。

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