テレビ局の謎の統計では優位に立つレ・ブルー
ともあれ、死のグループは回避できた以上、目指すはグループ首位。第2ラウンド初戦でぶつかるF組にはアルゼンチンがいる。おそらく1位で抜けてくる彼らとの対戦を避けるためには、自分たちも1位になる必要がある。
テレビ局TF1は、こんな統計を出してきた。
過去13回のW杯出場で、フランスがグループ首位で第1ラウンドを勝ち抜けたのは2度のみ。しかし、1958年大会は3位、1998年大会は優勝、と、いずれも最終的に好成績を収めている。
そしてもうひとつ。フランスは、グループ1、グループAなど、一番目のグループに入ることが過去に6回あったが、これらの大会ではすべてグループリーグで敗退し、逆に、グループC、Eなど、最初のグループを避けた大会では、5大会で準決勝以上の成績を残しているというのだ。
そして今回は、グループE。
見事準決勝進出を果たせば占いタコもびっくりの的中率だが、「この抽選結果で、選手たちが良いフィーリングをもって臨んでくれればいい」と語ったデシャン監督の言葉どおり、自信を持って挑むきっかけを得たことこそが、この組み分けでの一番の幸運だったと言えるだろう。
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