本田圭佑が子供たちに伝えたいこと(その1)

2014年02月05日(Wed)10時44分配信

text by 森哲也 photo editorial staff
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スクールを立ち上げるきっかけは?

本田圭佑が子供たちに伝えたいこと
2012年6月に本格的に本田圭佑監修のスクールを大阪の井高野と上新庄で開校【写真:編集部】

 榎森はその後、スパイクを脱ぎ、2010年から本田のマネージャーをやるようになる。そして2012年6月に本格的に本田監修のスクールを大阪の井高野と上新庄で開校させる。

――「SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL」というスクール名は本田選手が考えられたんですか?

「そうですね。会社名がHONDA ESTILOというのですが、ESTILOはスペイン語でスタイルという意味なので、本田スタイルの会社ということなんです。

 そしてスペイン語でSOLは太陽なので造語にしてSOLTILOにしました。太陽のような子供たちになって欲しい、太陽のように輝いて欲しい、オンリーワンでいて欲しい、自分に自信を持って欲しい。

 FAMILIAは家族という意味なので、関わる人すべてが家族のようにつながって欲しい。そういったいろんな願いが込められています」

――スクールを立ち上げるきっかけは?

「今までずっとSOLTILO of HONDAという本田のワンデークリニックをオランダ時代から続けてきたんですけど、そこでこういうノートを用意して子供たちに渡してきたんです。

 結局、(ワンデーなので)本人が子供たちと会う時間は2時間しかないんです。1週間は本田と会った感動が残って頑張るかもしれないけれど、ほとんどの人間はそのときの思いを必ず忘れていくんです。だから、そういう気持ちを忘れないように、このノートを配ってるんです。最初に夢を書いて下さいと。

 具体的な目標でも何でもそこから逆算方式で、いまどこまで達成できているか、ちゃんと毎日綴っていける。本田に教えられたこと、本田と一緒にいて熱くなれたことを忘れないように、自分の成功体験に向けて一歩一歩、向かっていくためのものなんです。それが、ゆくゆくはさっきの自分を律することにつながると思うんです。

 ただワンデーではどうしても訴求できる人数が少ないし、継続して見ていくこともできない。だからスクールという形にして、そういう熱いものを草の根的なものにして広げていきたいと思ったのが立ち上げのきっかけですね」

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