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Jリーグ 10年前

【J1第3節プレビュー】好調の鳥栖と鹿島。単独首位はどちらの手に

J1の3節が3月15日に開催される。2節の終了時点で連勝は4チーム。得失点差で1位タイの鳥栖と鹿島は、単独首位を懸けてベアスタで激突する。首位と同勝点で4位の広島はホームでの連戦。Eスタで浦和との「因縁対決」を迎える。今回は上記の注目カードを含めた3試合をピックアップした。

text by Football LAB

広島(4位)vs浦和(9位)

【J1第3節プレビュー】好調の鳥栖と鹿島。単独首位はどちらの手に
広島と浦和の昨季とのGK比較

 西川の移籍により注目の集まる一戦。ともに守護神が変わったことに対する変化をチームの特色であるパスの視点から考察したい。表を見ると、両チームともロングキックで差が表れている。

 広島の林は昨季の西川と比べると、成功率では見劣りしないものの、正確なつなぎを求められる中でリスクの高いロングパスは少なめ。一方、西川は昨季の加藤と比較してパスの数そのものは大幅な変化がないが、「質」の部分で上回っている。

 浦和は2試合を終えた時点でGKのロングパスを生かした得点こそないが、このプラスの変化を活用できれば、堅守を誇る王者の牙城を崩せるだろう。

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